【マーケット展望】米11月雇用統計が今夜発表、堅調ならドル/円上昇要因に
12月2日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比87円04銭安の1万8426円08銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

12月2日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比87円04銭安の1万8426円08銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、日本時間2日午後10時半に発表される米国の11月雇用統計に注目します。
雇用統計は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定に大きな影響を与える指標。八代さんによると、雇用統計が堅調であればFRBの利上げペース加速観測が一段と強まり、ドル/円の上昇要因に。逆に弱い結果であれば、ドル/円はいったん下落する可能性があるといいます。
八代さんは「雇用統計や4日に行われるイタリアの国民投票が、週明け5日の日経平均に影響を与える可能性があります」と話しています。
なおイタリアの国民投票は、上院の定数削減や権限縮小などを含む憲法改正案の賛否を問うものです。
(オトナンサー編集部)
コメント