【マーケット展望】OPEC減産合意は「極めて困難」、ドル安・円高のリスク回避フローも
11月29日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比49円85銭安の1万8307円04銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。
11月29日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比49円85銭安の1万8307円04銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの津田隆光チーフアナリストは、あす30日の石油輸出国機構(OPEC)総会に注目。会合はウイーンの現地時間30日午前10時(日本時間午後6時)にスタートする予定です。
津田さんは「トランプ次期米大統領が米シェール業界保護の観点に立っている以上、これに対抗せざるをえないOPEC諸国が減産合意する流れは極めて困難になっているのでは」と話します。
OPEC総会で減産合意がなされない場合、一時的に株安・原油安・ドル安・円高の「リスク回避フロー」が進展する可能性も。ドル/円相場はテクニカル的に「反落」のシグナルも出ており、OPEC総会がその“トリガー”になる可能性もあるようです。
(オトナンサー編集部)
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