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【健康診断】採血した血液が黒い…もしかして恐ろしい病気が潜んでいる? 原因を内科医に聞いてみた

健康診断で採血時、自分の血が黒っぽい場合、何らかの病気の可能性は考えられるのでしょうか。それとも、特に問題はないのでしょうか。内科医に聞きました。

血液の色が黒いのは異常?(画像はイメージ)
血液の色が黒いのは異常?(画像はイメージ)

 4月に入り、健康診断や人間ドックを受ける人は多いのではないでしょうか。毎年受けている人も多い検査の一つが「血液検査」です。採血の際、採血管に入っていく自分の血液を見て「黒い」と感じた経験はありませんか。ネット上では「血液の色が黒いけど大丈夫?」「血ってあんなに黒いの…?」「自分の血が結構ドス黒くて不安になる」「かなり黒っぽい血だったけど、大丈夫なのか」といった不安の声も聞かれます。

 採血時、自分の血が黒っぽい場合、何らかの病気の可能性は考えられるのでしょうか。それとも、特に問題はないのでしょうか。eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。

血液の色は酸素の度合いで変わる

 そもそも、血液検査は採血を行い、肝臓や腎臓といった臓器の異常を調べたり、血糖値やコレステロール、中性脂肪、尿酸などの数値を調べたりと、さまざまなことが分かる検査です。健康診断で特に異常を指摘されず健康な人は、年に1回の健康診断での血液検査で十分です。

 何か症状があるなど不調のときには、病院で血液検査を行い、不調の原因を調べます。例えば、糖尿病などで定期的に病院を受診している人は、1~2カ月に1回は血液検査をすることが多いです。かかっている病気によって血液検査の頻度は変わります。

 採血管の中に入っていく自分の血液を見て「なんか黒い」「黒っぽい」と感じた経験がある人は多いと思います。これは、採血を行う際、静脈から血液を採取するためです。血管には動脈と静脈があり、動脈血は赤く、静脈血はやや暗い赤色に見えます。動脈は酸素が取り込まれた血液が流れるので赤く、静脈には酸素は少なく二酸化炭素が多いため、採った血液が黒っぽく見えることがあるのです。

 つまり、酸素の量で血液の色合いが変わるため、静脈の血液の色が黒っぽいというのは特に問題ありません。

(オトナンサー編集部)

【画像】採血後に「青あざ」できたことある?→これが「実際の写真」です(閲覧注意)

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市原由美江(いちはら・ゆみえ)

医師(内科・糖尿病専門医)

eatLIFEクリニック院長。自身が11歳の時に1型糖尿病(年間10万人に約2人が発症)を発症したことをきっかけに糖尿病専門医に。病気のことを周囲に理解してもらえず苦しんだ子ども時代の経験から、1型糖尿病の正しい理解の普及・啓発のために患者会や企業での講演活動を行っている。また、医師と患者両方の立場から患者の気持ちに寄り添い、「病気を個性として前向きに付き合ってほしい」との思いで日々診療している。糖尿病専門医として、患者としての経験から、ダイエットや食事療法、糖質管理などの食に関する知識が豊富。1児の母として子育てをしながら仕事や家事をパワフルにこなしている。オフィシャルブログ(https://ameblo.jp/yumie6822/)。eatLIFEクリニック(https://eatlife-cl.com/)。

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