オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

賛否ある「猫に服を着せる」問題 「かわいいからよし」の声もあるけど…悪影響はないの?【獣医師解説】

長期間服を着たままにしていると…

Q.猫に服を着せた方がよいとき、着せない方がよいときはありますか。

増田さん「先述した寒さに対して弱いとされる品種、栄養状態が不安定で痩せている猫は、十分な体温を維持できないことがあるため、防寒を目的として服を使用することが推奨されることがあります。

また、手術後の患部の保護、皮膚病や過剰な毛づくろいによって皮膚へのダメージを予防したいときなどに、服を着て対策することがあります。逆に、猫は気温が高い条件では服によって体温上昇を招く恐れがあります」

Q.その他、猫に服を着せることについて、飼い主が気を付けなければならないこと、覚えておくべきこととは。

増田さん「猫の性格によって、服がストレスを誘発することがあります。明らかに生活に支障が出る場合、例えば服を着たことによって食欲がない、排せつをためらっているような場合は他の手段を検討するとよいでしょう。

また、被毛が長い猫の場合、長期間服を着たままにしていると毛玉ができやすくなります。猫用の服は極力猫にストレスをかけないよう工夫がされているものがありますが、無理をさせないように注意しましょう。服に付着したにおいに敏感な例もあるので、芳香剤や洗剤などにも気を配るとよいですね」

(オトナンサー編集部)

【写真】「ちょっと待って…かわいすぎるんですけど…!」 カメラに向かって“全力”の猫パンチをお見舞いする猫たち(16枚)

画像ギャラリー

1 2

増田国充(ますだ・くにみつ)

獣医師

北里大学卒業。愛知、静岡県内で勤務後、2007年にますだ動物クリニックを開院。一般診療のほか、専門診療科として鍼灸や漢方をはじめとした東洋医療を行っている。国際中獣医学院日本校事務局長兼中国本校認定講師、中国伝統獣医学国際培訓研究センター客員研究員、日本ペット中医学研究会学術委員、AHIOアニマルハーブボール国際協会顧問、専門学校ルネサンス・ペット・アカデミー非常勤講師。ますだ動物クリニック(http://www.masuda-ac.jp)。

増田国充(ますだ・くにみつ) 関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

ライフ 最新記事

ライフの記事もっと見る

コメント

CAPTCHA