【マーケット展望】イエレン議長らFRB当局者が今夜講演、利上げ手掛かりあれば東京株に影響も
10月14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比82円13銭高の1万6856円37銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

10月14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比82円13銭高の1万6856円37銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、14日に発表された中国の9月消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことに着目。「前日の9月貿易統計を受けて日経平均やドル/円は下落しましたが、中国への懸念はいったん落ち着く可能性があります」(八代さん)。
今夜には、イエレン議長など複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が講演を行う予定です。
市場ではFRBの年内利上げ観測が高まっていますが、八代さんは「講演でFRBの金融政策について新たな手掛かりがあれば、ドル/円や欧米株が反応し、週明け17日の日経平均に影響を与える可能性があります」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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