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【マーケット展望】あす日銀の金融政策発表、追加緩和見送りなら「株安・円高加速も」

9月20日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比27円14銭安の1万6492円15銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

追加緩和見送りで株安・円高加速も

 9月20日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比27円14銭安の1万6492円15銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、あす21日の日銀金融政策発表に注目します。市場には、日銀が「マイナス金利の深掘り」などを決定するとの見方があるといいますが、八代さんは「追加緩和は市場にある程度織り込み済み」と見ます。

 仮に追加緩和が決定されても、よほど大胆な緩和策でなければ、日経平均やドル/円の上昇余地はそれほど大きくなく、八代さんは「追加緩和が見送られるか、緩和策が市場の期待ほどでなかった場合、失望感から株安・円高が加速する可能性があります」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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