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【マーケット展望】日米の金融政策発表控えて「方向感出にくい」

9月16日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比114円28銭高の1万6519円29銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

専門家は日米の金融政策発表に着目する

 9月16日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比114円28銭高の1万6519円29銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、来週20~21日に開催される日銀の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)でどのような金融政策が発表されるかに着目します。

 八代さんによると、市場では日銀が「マイナス金利の深掘り」など追加緩和に踏み切る可能性が指摘されており、FOMCについては現状維持との見方が有力である一方、利上げが決定されるとの見方も根強いといいます。

 八代さんは「来週初めの金融市場は様子見ムードが強く、日経平均やドル/円は方向感が出にくいかもしれません。ただ日米の金融政策をめぐる報道や憶測に金融市場が敏感に反応する可能性もあります」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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