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【マーケット展望】今夜発表の米経済指標が株価に影響も

9月15日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比209円23銭安の1万6405円01銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

市場の次なる関心は日米の金融政策会合という

 9月15日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比209円23銭安の1万6405円01銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、市場の関心は来週開かれる日米の金融政策会合に向きつつあるといいます。

 20~21日の日銀金融政策決定会合では「マイナス金利の深掘りが検討される」との報道も。また同日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)については、「市場では現状維持の見方が有力だが、追加利上げ観測も根強くある」(八代さん)そうです。

 八代さんは「日米の金融政策への警戒感が日経平均の上値を抑えそうです」と話します。

 今夜は8月小売売上高や鉱工業生産など米経済指標が数多く発表される予定。原油先物と経済指標の結果が米国株や日経平均に影響を与える可能性もあるそうです。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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