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【婚活】誠実でいい人だけど「生理的に合わない」 結婚の「可能性はゼロじゃない」と言い切れるワケ

結婚における優先順位とは何か?

 結婚生活において、「何を優先的に考えているのか」を明確にすることが大切です。生理的な相性を重視するのか、それとも他の価値観や目標の一致を重視するのか。最終的に、結婚を決めるのは、ご自身です。

 また、「生理的に合わないけれど、人間性が素晴らしい」と思う相手との結婚を考える際には、自分が合わないと思っている違和感を受け入れることができるかどうかを見極める必要もあります。無理に自分を納得させようとすると、長期的には後悔することにもつながります。

 ただ、かつてこんな例がありました。

 まゆさん(38歳、仮名)は、しんじさん(41歳、同)とのお見合いを終えて、こんな感想を漏らしました。

「経歴も素晴らしいし、年収も高くて、結婚相手としては申し分のない条件なのですが、私は、お付き合いをしても、しんじさんのことは、男性として好きにならないと思います。人としては素晴らしいけれど、男性としての魅力を感じませんでした」

 つまりは、「生理的に合わない」と思ったのです。そして、交際はお断りを出しました。

 その数週間後に、みどりさん(40歳、仮名)が、しんじさんとお見合いをしました。みどりさんは、「今までお見合いしてきた人の中で、一番すてきでした」と交際希望を出しました。そして、しんじさんも交際希望だったので、二人は仮交際に入りました。

 そこからデートを重ねていくうちに、二人は瞬く間に恋に落ち、お見合いから2カ月後には結婚を決めて、成婚退会していきました。

 まゆさんにとって生理的に合わなかったしんじさんは、みどりさんにとっては大恋愛する“大本命”だったのです。

 同じ人物でも、人によって生理的に合うか、合わないかは違います。人は100人いたら、100通りの個性や感情があります。生理的に合うか合わないかの正体は、ご自身が持ち合わせている感覚が、対峙(たいじ)した相手をどう捉えるかです。

 そして、最終的にはご自身が結婚において、何を優先的に考えているのかを明確にすることが大切です。生理的な相性を重視するのか、それとも他の価値観や目標の一致を重視するのか――。

 その中で、ご自身がいい落とし所を見つけて、「このパートナーとこれからの人生を歩んでいこう」と決めていくことが、大切になっていくのではないでしょうか。

(仲人・ライター 鎌田れい)

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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