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人に差を付ける! 「日本酒」の粋な楽しみ方

濃い味付けの料理にはコクのあるお酒を

 次は日本酒と料理の相性ですが、濃い味付けの料理には深くコクのあるお酒を、薄味の料理にはさっぱりとしてクセがないお酒を合わせるといいそう。一般に地酒とその土地の郷土料理はよく合うと言われています。

 また日本酒と合わせることで、料理単品では得られない味を生み出す方法もあります。

「酸味が強い酢の物などに甘口のお酒を合わせると非常に調和の取れた味になります」(齊木さん)

酒器の素材や形状はさまざま

 最後は酒器です。齊木さんによると、和食で器を楽しむように、日本酒も酒器の特徴を理解して楽しむことが大切だそう。ガラス製の酒器が多い洋酒文化に比べ、日本酒の酒器は陶器・漆器・ガラスなど、素材も多彩です。形状もさまざまで、形状ごとに相性を探りながら香りや味の違いを楽しめます。

 また近年は酒器にこだわるお店も増えており、伊万里焼や九谷焼のアンティーク酒器をそろえたお店もあるほどだとか。

 齊木さんは「日本酒の楽しみ方は十人十色。日本酒の基本を理解した上で、自分だけの『日本酒の粋』を楽しんでみてはいかがでしょうか。ビジネスシーンでも、お酌ひとつで相手への配慮を示すことができます。まずはしっかりと基本を押さえて対応することで、ご自身の“格”が上がるかもしれません」と話しています。

(オトナンサー編集部)

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齊木由香(さいき・ゆか)

日本礼法教授、和文化研究家、着付師

旧酒蔵家出身で、幼少期から「新年のあいさつ」などの年間行事で和装を着用し、着物に親しむ。大妻女子大学で着物を生地から製作するなど、日本文化における衣食住について研究。2002年に芸能プロダクションによる約4000人のオーディションを勝ち抜き、テレビドラマやCM、映画などに多数出演。ドラマで和装を着用した経験を生かし“魅せる着物”を提案する。保有資格は「民族衣装文化普及協会認定着物着付師範」「日本礼法教授」「食生活アドバイザー」「秘書検定1級」「英語検定2級」など。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yukasaiki)。

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