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友達が「2度目の結婚」…やっぱりもう一度「ご祝儀」を渡すべき? 迷いがちな《再婚時のご祝儀》マナーの正解

結婚時にご祝儀を渡した友達が離婚し、今度再婚する――。そんなとき、あなたは2度目のご祝儀を渡しますか? 迷う声も多い「再婚時のご祝儀」マナーの正解を、専門家に聞きました。

2度目のご祝儀、どうしてる?
2度目のご祝儀、どうしてる?

「結婚時にご祝儀を渡した友達が離婚して、今度再婚するらしい」。そんな知らせを受けて、「2度目のご祝儀、どうしよう…?」と悩んだ経験がある人は少なからずいるのではないでしょうか。SNSなどでは「お祝いはお祝いだから、2度目も渡すよ」「渡したいけど、金額はちょっと悩む」「再婚3回の友人には、3度目のご祝儀は渡さなかった」「正直言うと、再婚のご祝儀は渡さなくていいでしょ」などさまざまな意見がみられますが、やはり「そもそも渡した方がいいのか」「渡すなら、金額はどれくらいがいいのか」の2点を悩む人が多いようです。

 そこで、「再婚した友達のご祝儀」に関する疑問について、ヒロコマナーグループ代表で、企業価値を高める人財育成コンサルティングをはじめ、皇室のマナー解説やNHK大河ドラマ「龍馬伝」、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」、同シリーズ最新作「密漁海岸」のマナー指導などでも活躍するマナーコンサルタント・西出ひろ子さんに教えていただきました。

ご祝儀は「お祝いの気持ちを形にするもの」

Q.まず、「ご祝儀」の基本的な意義、意味合いについて教えてください。

西出さん「ご祝儀とは、結婚式などの慶事に際して、お祝いの気持ちを伝えるために贈る金品のことです。元々は、慶事の際にお手伝いくださった方への謝礼としての意味がありましたが、現代では、一般的に結婚式に参列する招待客がお祝いとして渡す現金の意味合いが多くなっています。

ご祝儀の金額は、そのお祝いをする会場や関係性に応じてさまざまです。例えば、友人の結婚披露宴に参列する場合、ホテルにてお食事も振る舞われる際の相場は『3万円』が基本の目安になっています」

Q.結婚時にご祝儀を渡した友達が離婚し、その後再婚するとの連絡を受けた際、「2度目以降のご祝儀」は渡した方がよいのか、それとも渡さない方がよいのか、どちらだといえますか。

西出さん「先述の通り、ご祝儀はそもそもが、お祝いの気持ちを形にするものです。そのため、その形をご祝儀として渡した方がよいかどうかは、その人の気持ちや、そのときの状況によるものと思います。

マナーは『こういうときにはこうすべき、こうしなければ失礼』などと決められたルールではありません。従って、その回数に応じて決めつける必要性はないと考えます。

例えば、再婚時に結婚披露宴がない場合でも、お祝いの気持ちを伝えたいと思えば、一般的な相場の3万円ではなく、5000円のギフト券やカタログギフトを贈るなどをしてもいいわけです。また、どんなにお祝いの気持ちはあっても、そのときのさまざまな事情でご祝儀を贈れないこともあるかもしれません。

一方で、再婚した側は、ご祝儀がなかったからといって、友人を評価することのないようにしたいものです。マナーはお互いがお互いの立場に立つ思いやりですね」

Q.再婚時のご祝儀を「渡したい」と思っても、その金額に悩む人はやはり多いようです。

西出さん「1回目だからとか、2回目だからなどは関係なく、ご祝儀の金額の相場・目安は、その状況や関係性によってさまざまです。よって、一般的には先述の通りです。

一方で、友人が複数回の結婚をした場合、毎回お祝いをすると『自分は何もないのに…』と心のどこかで不満がよぎることもあるかもしれませんね。そういった贈る側の気持ちも考慮し、ご祝儀をもらう側は、辞退するとか、2回目以降は半返し以上のお返しをするなどの配慮があると、不公平さから来る不満の度合いも薄れるのではないでしょうか。

また、友人同士であれば、ざっくばらんに本音で話をすれば理解してもらえるでしょう。

ご祝儀を『型・形』と捉えるのではなく、『祝いと感謝』という心と心を贈り合うことが本来のお祝いの意味合いになることを忘れないでほしいと願います」

(オトナンサー編集部)

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー解説者、美道家

ヒロコマナーグループ代表。一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」代表理事。大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経て、マナー講師として独立。マナーの本場英国へ。オックスフォードにて、オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと1999年に起業し、お互いをプラスに導くマナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績はテレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、CMのマナー指導・監修者としても活躍中。著書は28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)、16万部を超える「改訂新版 入社1年目 ビジネスマナーの教科書」(プレジデント社) など監修含め国内外で100冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」「かつてない結果を導く 超『接待』術」(共に青春出版社)など子どものマナーから、ビジネスマナー、テーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」「真心マナー」は西出博子の登録商標です。

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コメント

1件のコメント

  1. 再婚内容にもよるんじゃね?
    例えば、DVとかで苦しみ、解放され幸せの再婚なら当然『今度こそ幸せになって!』と気持ち込めて渡すけど、
    不倫、セカンドパートナー、婚外恋愛、所謂身勝手な再婚などというなら、渡さないし、式にも出席しないし、トラブルなどで子供さんやパートナーなどに迷惑かけた奴なら縁切るわな。
    そんな奴には幸せになる資格などなし!
    再婚はプライベート事情ではあるけど、再婚なら、再婚までの馴れ初めなど説明すべきでは?
    説明なしじゃ誠意がないよ。
    汗水流して稼いだ万単位を渡すんだから、甘い考えで再婚などしないでほしいし、どうしても御祝儀というなら、半返しではなく、前回含め倍返しだよなw
    こんな記事までわざわざ掲載して、やはりセカンドパートナー、不貞、不倫、婚外恋愛などは迷惑かけてるわな。
    真っ当な説明、見解なき再婚は、御祝儀詐欺みたいだな。