【9月1日のマーケット】日経平均続伸1万6926円、円安・ドル高水準維持で
9月1日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比39円44銭高の1万6926円84銭で取引を終えました。
9月1日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比39円44銭高の1万6926円84銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、きのう8月31日の米国株や米原油先物下落が下押し圧力になる一方、ドル/円が約1カ月ぶりの円安・ドル高水準を維持したこと、また中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことが日経平均を下支えしたといいます。
東証1部33業種中、その他製品、銀行など24業種が上昇、一方、鉱業、保険など9業種は下落しました。個別銘柄では、エーザイ、セブン&アイ・ホールディングス(HD)が買われ、ファーストリテイリング、ファナックは売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比7.84ポイント高の1337.38。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=103円20銭台で推移しています。
利上げ観測変化で「ドル/円に影響も」
米景気の重要指標とされる米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が今夜、発表されます。
市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月利上げ観測がドル/円の支援材料となる一方、米国株の重しになっているといい、八代さんは「ISM製造業景況指数を受けて市場の利上げ観測が変化すれば、ドル/円や米国株に影響を与える可能性があります」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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