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妻「元カノと比べないで」→夫「言われないように気を付けな」 なぜ男性は妻に“元カノ”の話をするのか

何かにつけて歴代彼女と妻を比べる夫

 優香さん(32歳、仮名)の夫、新太さん(39歳、同)は、妻をサゲて元カノを引き合いに出します。

「ことあるごとに、歴代の彼女と私を比べるんです。『◯◯(元カノ)は指先まできれいだった。それに比べておまえのこの爪、何だよ。子どももいないうちから爪の手入れとか怠ってたらこの先どうなるわけ?』とか、細かなところまでいちいち比較します。

『△△(元カノ)はハンバーグのソース作るのがうまくて、俺が出資して洋食屋開こうかと思ったんだよな。君のハンバーグはお子さま味だ』とか、最低な言い方です。もう嫌気が差しました。だったら元カノの誰かと結婚すればよかったじゃないって話です」

 新太さんは輸入雑貨店とカフェの経営者。女性にモテるタイプで、多くの浮名を流してきたそうです。優香さんはプロポーズされたとき、歴代彼女の中から自分が選ばれたのだと誇らしい気持ちになりました。しかし、結婚生活が始まってみれば何かと元カノと比較され、自尊心を傷つけられる日々。今、優香さんは少しでも有利に離婚できるように、新太さんの言葉をメモしたり録音したりして準備を進めています。

 新太さんは、優香さんに「こうあってほしい」という希望を伝えたくて、妻を見下しながら元カノと比較しています。妻の気持ちを考えたことがないのでしょう。優香さんは、結婚初期はそんなふうに言われても、「そうはいっても私を選んでくれたのだから」と気持ちを奮い立たせていたそうです。

 しかし、毎日毎日言われると、気持ちを鼓舞できなくなりました。「元カノと比べて話をするのはやめてほしい」と何度も話をしたそうですが、そのたびに「言われないように気を付けな」と言われ、諦めたといいます。

 リクルートが行った調査データによると、39.3%の男性が「元カノを引きずった経験がある」と答えています。「引きずった経験はない」と答えた男性の割合が26.2%なので、男性はかなりの割合で元カノを引きずってしまうようです。

 ただし、興味深いのは「元カノを引きずる」と「元カノが好き」が違うこと。同調査では、72.8%の男性が「『引きずる』と『好き』は異なると思う」と回答。さらに「元カノから復縁を迫られたらどうするか」という質問に「心が揺れる」と答えたのは30.4%でした。69.6%の男性が「心が揺れない」、80.7%の男性が「よりを戻したいと思わない」とそれぞれ回答したそうです。

 夫が元カノの話をしたとしても、それは単なる昔話。元カノの話を堂々とするくらい妻のことを信頼している、関係が築けていると思っているのでしょう。しかし、そんな勝手な男心を受け止めるほど寛容な心を持つ妻はどれだけいるのか。

「嫌なものは嫌」としっかり伝えて、元カノ話が出たら罰金を取る! くらいの勢いで“イヤ度”を明確に伝えましょう。

(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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三松真由美(みまつ・まゆみ)

恋人・夫婦仲相談所 所長(すずね所長)・執筆家

夫婦仲・恋仲に悩む女性会員1万3000名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティーを展開。セックスレス・ED・女性の性機能に詳しく、性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。20代若者サークルも運営し、未婚世代への結婚アドバイスも好評を呼ぶ。恋愛・夫婦仲コメンテーターとしても活躍中。業界最大手「ごっこ倶楽部」のセックスレスをテーマにしたショートドラマを監修し、5カ月で1億回再生に到達。著書は「夫婦の『幸せ循環』を呼ぶ秘訣」(講談社)「モンスターワイフ」(同)「40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣」(扶桑社)「堂々再婚」(wave出版)など多数。コミック「『君とはもうできない』と言われまして」(KADOKAWA)の監修も手掛ける。恋人・夫婦仲相談所(http://fufunaka.com/)、公式note(https://note.com/suzune_16)、オトナのお悩み保健室(https://otona-hokenshitsu.jp/)。LINE登録で「夫婦仲チェックシート」を無料プレゼント(https://fufunaka.com/archives/lp/line)。

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