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スマホルール作ったつもりが…子どもは「ない」 親子で認識を共有するには?

主導権は親、毅然とした対応も必要

Q.ルールには“ペナルティー”が付きものですが、スマホやネットの場合もそうですか?

石川さん「子どもがマイルールを設定したとしても、必ず守れるとは限りません。むしろ、守れなかった時にどうするかを決めておくことが重要です。ただし、ペナルティーも子どもの自主性を尊重しましょう。子ども自ら『ルールを3回破ったらスマホを1週間使わない』などと決めることで、おのずと自覚が生まれます」

Q.それでも子どもがルールを守らない場合はどうすればいいでしょうか?

石川さん「スマホの契約を一時停止するなどして、『今後は料金を支払わない』と伝えましょう。親が料金を支払わなければ当然、子どもはスマホを使えません。主導権は親にあることを忘れず、時には毅然と対応することも必要です」

Q.「最低限これだけは必要」というルールを教えてください。

石川さん「スマホにアプリをダウンロードする際は事前に親の許可を取り、ネット上に自分や他人の氏名、住所、電話番号、学校名などを書き込まないこと。知らない人からSNSの『友だち申請』やコミュニティーサイトへの勧誘などが来ても断るようにし、下着姿などの不適切な写真や、ふざけた動画は撮ったり、投稿したりしないこと。そして、困ったことがあったら、すぐに親や先生に相談するようにしましょう」

(オトナンサー編集部)

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石川結貴(いしかわ・ゆうき)

作家・ジャーナリスト

家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用などをテーマに豊富な取材実績を持つ。短編小説集「小さな花が咲いた日」は7年連続で中学・高校入試問題に採用されている。最新刊「ルポ 居所不明児童~消えた子どもたち」では、児童虐待や貧困問題を抱えたまま放置される子どもの現状を報告した。出版以外にも新聞、雑誌への寄稿、「あさイチ」「報道ステーション」など数多くのテレビ番組に出演。2013年には「第61回日本PTA全国研究大会」の講演者に選出された。2015年、全国各地方紙(時事通信社配信)で教育特集記事「子どもとスマホ」を連載。

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