「抱っこひも」事故に要注意 赤ちゃん落下→頭蓋骨骨折&くも膜下出血のケースも
赤ちゃんが抱っこひもの横からすり抜けて落下し、大けがを負う事故が発生しているとして、消費者庁が注意を呼び掛けています。

赤ちゃんと外出する際に「抱っこひも」を使う人は多いと思います。そんな中、赤ちゃんが抱っこひもの横からすり抜けて落下する事故が発生しているとして、消費者庁がX(旧ツイッター)などで注意を呼び掛けています。
使用時は適度に休憩を
消費者庁によると、月齢の低い子どもが抱っこひもの横からすり抜けて落下し、頭蓋骨骨折や外傷性くも膜下出血などの大けがを負うケースは少なくありません。「抱っこひものベルトを緩める」「使用すべきパーツを使わない」「使い慣れていない抱っこひもを使う」など、不適切な使い方が原因で事故が発生しているということです。
「抱っこひものベルトが緩い」などの理由で子どもと密着していない状態の場合、子どもの姿勢が崩れ、横の隙間からすり抜けて落ちてしまう恐れがあるとして、消費者庁は次のように注意を呼び掛けています。
・装着時には、安全な場所で子どもの腕や脚の位置などが正しい姿勢であることを確認し、子どもを密着させて緩みがないように、留め具やベルトを毎回調整する。
・子どもの発達と対象年齢に合う安全に配慮された製品を選び、付属品を含めて取扱説明書で使用方法を確認する。
・家族内で同じ抱っこひもを使用する場合は、使う人に合わせて調整し直し、慣れない場合はサポートしてもらいながら使い方を確認する。
その上で、長時間使用して疲れた場合は、抱っこひもを外して、適度に休憩するようアドバイスしています。
(オトナンサー編集部)
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