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【6月10日のマーケット】日経平均続落で1万6601円、欧米株下落など受け

東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比67円05銭安の1万6601円36銭で取引を終了。

前日の欧米株や米原油先物の下落が響いた

 6月10日の東京株式市場で、日経平均株価は続落。前日比67円05銭安の1万6601円36銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、前日の欧米株、米原油先物下落を受けて、朝方は主力株を中心に売りが先行。日経平均は1万6500円台前半まで下落しました。

 その後、外国為替市場でドル/円が1ドル=107円台前半まで反発したことで、日経平均も上昇。午前10時ごろには一時、1万6600円台を回復したといいます。午後に入ると、新たな手掛かり材料に乏しく、1万6500円台でもみ合う展開だったそうです。

 東証1部33業種中、空運、精密機器など4業種が上昇、一方、鉱業、鉄鋼など29業種は軒並み下落しました。個別銘柄では、横河電機、アルプス電気が買われ、住友金属鉱山、DOWAホールディングスは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比6.69ポイント安の1330.72。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=107円10銭台で推移しています。

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八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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