【6月9日のマーケット】日経平均反落で1万6668円、機械受注予想下回る
東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比162円51銭安の1万6668円41銭で取引を終了。

6月9日の東京株式市場で、日経平均株価は3日ぶりに反落。前日比162円51銭安の1万6668円41銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、4月の機械受注が市場予想を下回ったことや、外国為替市場における円高・ドル安の進行が、日経平均の下落圧力に。下げ幅は一時200円を超えたといいます。
東証1部33業種中、鉱業、石油・石炭など3業種が上昇、銀行、保険など30業種は軒並み下落しました。個別銘柄では、東芝、住友金属鉱山が買われ、NTN、日本精工は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比13.56ポイント安の1337.41。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=106円70銭台で推移しています。
重要イベント控え「一方的な展開なりにくい」
日経平均は1カ月半、1万6000~1万7000円のレンジで動いてきたことから、八代さんは「きょうの大幅安もレンジ内の動きに過ぎません」と指摘。今後については、「日米の金融政策決定会合を来週に控えて一方的な展開にはなりにくく、1万6000~1万7000円の動きが続くのではないか」と分析しています。
(オトナンサー編集部)
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