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【6月8日のマーケット】日経平均続伸で1万6830円、中国貿易統計など好感

東京株式市場で日経平均は2日続伸し、前日比155円47銭高の1万6830円92銭で取引を終了。

中国の5月貿易統計などが好感された

 6月8日の東京株式市場で、日経平均株価は2日続伸。前日比155円47銭高の1万6830円92銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、この日午前は軟調な展開。きのう7日の米株高や原油高が下値を支える一方、外国為替市場で円高・ドル安が進んだことから、下げ幅は一時、前日終値比93円に達したといいます。

 その後、中国の5月貿易統計が発表され、輸入が対前年比0.4%減と市場予想の同6.8%減を大きく覆したことから、午後に入ると、日経平均は上げに転じたそうです。

 東証1部33業種中、空運、石油・石炭など27業種が上昇、一方で、保険、非鉄金属など6業種は下落しました。個別銘柄では、中部電力、パナソニックが買われ、横浜ゴム、住友金属鉱山は売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比10.20ポイント高の1350.97。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=107円10銭台で推移しています。

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八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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