「V6」はなぜ、変わらぬメンバーで25年も活動できたのか
問題を早期に洗い出す
しかし、V6にも、結成当初はトニセンとカミセンのメンバー間で関係性がよくないことが報道されたり、森田さんや三宅さんが「態度が悪い」などとバッシングされたりして、問題が浮かび上がった時期がありました。しかし、それらは結果的にはよい方向に働いたと思います。問題があるならば、早い時期に洗い上げることが組織開発の鉄則だからです。
企業における不適切な事例はいずれも、当初は小さな火種だったことがほとんどです。小さな火種の段階で火消しできれば大きな問題にはなりません。そのまま放置するから、企業の屋台骨を揺るがすような大問題になってしまうのです。持続的成長を遂げる組織は小さな火種を早い段階で消火しています。
V6も、関係性の悪さやバッシングといった問題の早期解消がその後の成長を実現してきたといえます。多様性のある組織をつくる上でやってはいけないことは、生じた問題に対してみて見ぬふりをして、長期間にわたり放置してしまうことです。
このように、25周年を迎えたV6はチームの属性と組織編成、メンバーの志向と組織開発の過程によって持続的成長を実現した組織のモデルとして、ビジネスの世界でも注目すべき存在なのです。
(モチベーションファクター代表取締役 山口博)

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