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あなたは大丈夫? 食事もしつこく誘えば「セクハラ」に テレビ局アナが謹慎処分

セクハラが認められれば代償は大きい

 今回、このアナウンサーは自宅謹慎処分を受けましたが、萩谷さんによると、セクハラによってどのような処分を受けるかは「その行為の程度による」そうです。

 「軽微でない」と判断された場合、配転命令や、停職や減給などの懲戒処分を受けることケースも。さらに、裁判でセクハラが認定されると、被害者が退職に至らない場合でも「慰謝料数十万円~100万円程度」、被害者が退職に追い込まれた場合には「慰謝料200万円~300万円程度のほか、被害者が仕事を続けていれば得られたはずの賃金など『経済的逸失利益の賠償』」が認められるといいます。さらに悪質なケースでは、慰謝料が500万円を超えることもあるそうです。

 職場においては、何気ない一言や軽い気持ちで送ったはずのメールでも、それが思わぬトラブルに発展してしまうことがあるもの。特に男女の関係においては、です。

 萩谷さんは「職場での円滑なコミュニケーションは大切ですが、『相手も嫌がっていないだろう』『自分に好意を持っているだろう』という勝手な思い込みは危険です」と話しています。

(オトナンサー編集部)

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萩谷麻衣子(はぎや・まいこ)

弁護士

慶応義塾大学法学部法律学科卒業。元東京弁護士会法律相談センター委員会副委員長。元東京弁護士会人権擁護委員会副委員長。日本女性法律家協会副会長。萩谷麻衣子法律事務所代表。結婚・離婚・遺産相続・労働問題など一般民事や企業法務、刑事裁判を数多く担当している。また2人の子どもの子育てをしながらテレビ出演や裁判もこなす、働くママの代表格でもある。テレビ朝日「ワイドスクランブル」、TBS「Nスタ」、関西テレビ「ワンダー」にレギューラー出演中。

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