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「浮気しなそうなのにする男」と「実際に浮気しない男」

結婚前から、二股三股をかけられ…

 私が実際に相談を受けた事例で、浮気をしなそうな男性と思って結婚したものの、実は浮気性の要素を見落としていただけで、すぐに浮気をされてしまったケースがありました。

 Aさんは、父親の不倫が原因で両親が離婚したため、自分は浮気をしない人と結婚しようと心に決めて、結婚相手を選びました。そして、見た目が真面目そうで、いわゆる「お堅い」仕事で「君を大切にする」と言ってくれた男性と結婚しました。

 決め手になったのは、彼の小まめなLINEでした。Aさんは寂しがりなタイプだったので、どんなときでもすぐに返信をくれる彼は、きっと一生大事にしてくれる人だと思ったのですが、実はそれが「落とし穴」でした。

 結婚してすぐ、酔って帰ってきた夫がソファでスマホを持ったまま寝ていて、LINEの画面が見えました。そこには、夫がAさんとは別の女性とデートした内容が書いてあり、さらに他のトークルームを見てみると、他にも多数の女性と交際をしていたことが分かりました。結婚前から、Aさんを含めた二股、三股をかけていて、女性たちは、Aさんと結婚したことすら知らないまま交際を続けていました。

「浮気をしない男性を選んで結婚したはずなのに…」と、Aさんは男性不信に陥ってしまいました。本来であれば、不倫相手の女性たちに慰謝料を請求したいところですが、夫は結婚していることを女性たちに一切言わずに交際していたので、慰謝料を請求することができませんでした。結局、Aさんは夫と離婚し、今も1人で暮らしています。

 Aさんのケース以外にも、「浮気をしなそうな人だと思って結婚したのに」と不倫の相談に来る人は多いです。結婚するなら、浮気をしなそうな人を選びたいものですが、浮気をする人かしない人かを判断しようとすると、「かっこいい人は浮気をする、そうでない人は浮気をしない」といった線引きをしてしまいがちです。

 皆さんも芸能人が不倫をしたというニュースを見ると、それがイケメン俳優であれば「やっぱり」と思い、イケメンでないお笑い芸人などであれば「意外」と思うのではないでしょうか。

 しかし、私の分析では、浮気をするかどうかは外見に関係なく、「浮気をするチャンスに恵まれているか」「そのチャンスを逃さない性格をしているか」によると思います。前者は、女性と出会う機会が多い生活をしているかがポイントになりますし、後者は、メールを小まめにするか、相手に合わせるタイプかがポイントになります。夫には浮気をされたくないという人は、こういう点を頭に入れた上で、浮気をしにくいタイプの男性を選ぶようにするのがおすすめです。

 もっとも、浮気をしにくいタイプの男性と仲良くなるのは、それ自体ハードルが高いものです。パッと見ただけで魅力的に見えて仲良くなりやすい男性は、他の女性から見てもそうであることがほとんどです。「すてきな男性だけど、その人を好きになるのは世界で自分だけ」ということは、なかなかないものだと思った方がよいでしょう。

(文/構成・オトナンサー編集部)

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堀井亜生(ほりい・あおい)

弁護士

1977年生まれ。札幌市出身。中央大学法学部卒。一般民事、刑事、医療過誤、企業法務、著作権など幅広い分野を取り扱い、多数の企業・病院の顧問を務める。中でも離婚・男女問題の取り扱い実績が多く、離婚・男女問題のスペシャリストとして、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)のレギュラー出演をはじめ、「とくダネ!」「ノンストップ!」「笑っていいとも!」(いずれも、フジテレビ系)など多くのテレビ番組に出演。著書に「ブラック彼氏 恋愛と結婚で失敗しない50のポイント」(毎日新聞出版)。オフィシャルホームページ(https://horiiaoi.com/

コメント

1件のコメント

  1. 弁護士なのに、、、国語、大丈夫ですか?
    「浮気しなそう」はおかしいですよねえ?
    「浮気しなさそう」ですよね。
    「さ入れ言葉」は聞きますが、「さ抜き言葉」って、珍しいような、たまに見かけるような。。。