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「母の日」まであと2日! マナーのプロが教える「贈り物」の基本

「贈り物はいらない」と言われたら…

 先日、以下のような相談を受けました。

「母から『母の日の贈り物は必要ない』と言われましたが、本当にそれでよいのでしょうか」

 このような場合、前述の通り、相手がそれを望むのであれば、その言葉に甘えてもよいでしょう。もちろん、それがお母さまの本心であることが前提ですが。しかし、その見分け方は難しいものがあります。子どものことを気遣った、お母さまの「愛のひと言」とも解釈できるからです。

 母の日も一つの行事。それを行うか、行わないかは、その人の自由です。お母さまから「贈り物は不要」と言われたら、それに従いつつも、「何かしらのカタチで気持ちを伝えたい」と思う人もいらっしゃることでしょう。その場合、会いにいける人は、お顔を拝見すると同時に、ご自身の顔を見せるだけでも、喜ばれるかもしれません。一方、「ゆっくりと一人になれる時間が欲しい」と思うお母さまもいらっしゃるかもしれませんね。

 会いに行けない(行かない)人は、電話やメールでさり気なく感謝の気持ちを伝えたり、ハガキや手紙を出したりしてもよいのではないでしょうか。その場合、カーネーションやお母さまの好きなお花をあしらった、イラスト・写真付きのハガキ、便せん、切手を使うことで、お母さまを思うあなたの「愛」を伝えることができると思います。同居の場合でも、あえて切手を貼って、感謝の気持ちを“郵送”するのも一種のサプライズとしてよいかもしれません。

 なお、お母さまと連絡の取れない人や、所在のわからない方もいらっしゃることでしょう。筆者もその一人です。それぞれに事情はあるかと思いますが、筆者の場合、心の中をカーネーションでいっぱいにして、健在であることを祈りながら、それを母に渡している光景を想像しています。

 あなたの気持ちがお母さまのお心に届き、ご家族の皆さまが、愛にあふれた温かい気持ちになれる、5月の第2日曜日をお迎えくださいますように――。

(マナーコンサルタント・美道家 西出ひろ子)

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー解説者、美道家

ヒロコマナーグループ代表。一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」代表理事。大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経て、マナー講師として独立。マナーの本場英国へ。オックスフォードにて、オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと1999年に起業し、お互いをプラスに導くマナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績はテレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、CMのマナー指導・監修者としても活躍中。著書は28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)、16万部を超える「改訂新版 入社1年目 ビジネスマナーの教科書」(プレジデント社) など監修含め国内外で100冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」「かつてない結果を導く 超『接待』術」(共に青春出版社)など子どものマナーから、ビジネスマナー、テーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」「真心マナー」は西出博子の登録商標です。

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