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欧米流「褒める」子育ては、子どもを忍耐力のない大人にしないのか

「褒める」「叱る」のバランスは?

Q.子育てにおいて、「褒める」ことと「叱る」ことはどのようにバランスを取ればよいのでしょうか。

雨宮さん「世の中のお父さん、お母さんはきっと、子どもはたくさん褒めてあげたいし、叱るのを極力減らしたいと考えているでしょう。ただ、毎日慌ただしく生活していると、叱ってしまうことがどうしても多くなってしまいます。『起きよう』『次はこれをしよう』という指示の言葉には『叱り要素』を含まないように、『これ以上なら叱る』というボーダーラインを決めておくとよいでしょう。

分かりやすいように3回注意しても直らないようなら叱ると回数で決めたり、言葉遣いが悪くなっても自分で決めたNGワードが出ない限りは叱らなかったり…などのマイルールです。そしてきちんと、褒めるポイントで気付いて声に出して褒めてあげること、つい小言が多くなってしまうときは、行動そのものだけを叱ることに留意して、気を付けていってほしいと思います。

『褒めるのは子どもの心情、叱るのは行動そのもの』です。子どもの年齢や性別(思春期が来るタイミングが異なる)、性格によっても常に進化していきますので、親の中のマイルールは常にアップデートして、バランスを取っていってください」

(オトナンサー編集部)

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雨宮奈月(あめみや・なつき)

教育・子育て心理アドバイザー

IQとEQを育てる総合学習教室HEC Kids Educationを主宰。コミュニケーション能力とロジカルシンキングを伸ばす英語コース、知開コース、表現コースをオリジナルのメソッドで指導。子どもの英語劇やミュージカルをプロデュース。子育てや学習の環境を「丸ごと指導」するカウンセラーでもあり、米国で幼少期を過ごした帰国子女、3児の母でもある。HEC Kids Education(https://heckidsedu.com)。

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