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退室は自分から? 相手に感謝が伝わる「お見送り」のマナー

エレベーターのお見送りは主に3つ

 次にエレベーターです。どのようなお見送りをするかは、相手との関係性や建物の構造、会社のルールによっても異なりますが、大きくは以下の3つに分かれます。

【エレベーター前までの場合】

 担当者(自分)はエレベーターの上下ボタンを押し、ドアが開いたらドアを押さえます。お客さまが乗ったら、担当者は素早く出口フロアのボタンを押し、「ありがとうございました」とお辞儀します。ドアが完全に締まり切った後もすぐには頭を上げずに、3秒間、お辞儀したままでいます。

【エレベーターで1階まで降りる場合】

1.誰も乗っていない場合

 担当者(自分)はエレベーターの上下ボタンを押し、「お先に失礼します」と言って先に乗り込み、「開」ボタンを押します。もう片方の手でドアを押さえ、お客さまに入っていただきます。

2.誰か乗っていた場合

 担当者(自分)は、お客さまに「どうぞ」と声をかけつつ、手で方向を示して先に乗っていただきます。もう片方の手でドアを押さえることを忘れずに。

3.出口フロアに着いたら

 担当者(自分)は「開」ボタンを押してドアを開け、もう片方の手でドアを押さえます。「お先にどうぞ」と言葉を添え、お客さまには先に降りていただきます。担当者は最後に降りて、前傾姿勢で素早くお客さまの右斜め前まで進み、玄関へ先導します。玄関の中で「本日はありがとうございました」とお辞儀します。

【玄関先までの場合】

 エレベーターを降り、お客さまを玄関に案内するところまでは前項と同じです。その後、担当者(自分)は玄関の外に出て「本日はありがとうございました」と最後のあいさつをしたら、お客さまの姿が見えなくなるまでお見送りします。

「いずれも大切なことは、貴重な時間を頂戴したことへの感謝の気持ちを込めて、最後のあいさつをすることです」(金森さん)

※参考文献:「今さら他人に聞けない ビジネスマナー虎の巻」(西出ひろ子著)

(オトナンサー編集部)

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金森たかこ(かなもり・たかこ)

マナー講師・話し方マナーコミュニケーション講師

一般社団法人マナー教育推進協会代表理事副会長、ウイズ株式会社社長。大阪府出身、京都市在住。大手食品メーカー人事部で人材育成・秘書業務などに携わった後、フリーアナウンサーとして独立。ニュース・情報番組をはじめ、テレビ・ラジオを中心に話し方、コミュニケーションの仕事に携わる。その後、マナーコンサルタントの西出ひろ子氏に師事し、ビジネスマナー講師として講演・研修・コンサルティングなどを行う。アナウンサーとして培った話し方やボイストレーニングを取り入れた、コミュニケーション能力向上を軸とした独自の講義スタイルに定評がある。就職面接対策講座では、99%の内定率を誇る人気講師として活躍中。DODAキャリアコンパスにてビジネスマナーの連載を行う。2017年3月にプレジデント社より「入社1年目ビジネスマナーの教科書」を出版。テレビ番組や新聞、雑誌などのメディアでも活躍中。企業研修・コンサルティング(http://www.withltd.com)、大人のマナースクール(http://www.fastmanner.com)。

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