ここが違う! デキる人が「ビジネスバッグ」に入れているモノ
「通勤や移動のことを考えて、ビジネスバッグはできるだけ軽量がいい」という人も多いことでしょう。しかし“ワンランク上”を目指せるのは、自分ではなく、人のためになる道具を持ち運ぶビジネスパーソンかもしれません。マナーのプロに聞きました。

ビジネスバッグは、通勤のことなどを考えてできるだけ軽くしたいものですが、あまりにスカスカだと、ちょっとしたことに対応できない場合もあります。ビジネスの観点から、普段持ち歩いた方がよいものは何でしょうか。
オトナンサー編集部では、年間250本以上の講義やビジネスマナーの連載、執筆などをこなす、マナーコンサルタントの金森たかこさんに聞きました。
かつては「ハトガマメクテ」が必携アイテム
かつては「ハトガマメクテ」、つまりハンカチ、時計、ガマ口(財布)、万年筆、名刺、くし、手帳の7つが、社会人の必携アイテムとされていました。しかし、デジタル化が進んだ現代では、スマートフォンなどが財布やメモ帳の役割も担うようになったため、これはあくまで一つの“目安”と考えるべきだそうです。
その上で、「できるビジネスパーソン」になるためのポイントは、「人のために使える道具」を用意すること。たとえば相手がお茶をこぼしたときに、すぐにティッシュやハンカチでふいたり、ボールペンのインクが切れてしまったら、予備を貸せるようにしておいたりする、などがこれに当たります。
不測の事態でも、落ち着いてサポートできる道具を常備しておけば、「相手に喜ばれ、結果として評価も上がるでしょう」(金森さん)。
とりわけ金森さんがオススメするのは、ハンカチを3枚用意することです。3枚のうち、一枚はトイレなどで手をふく実用性の高いタオル地のもの、一枚は人前で使用する膝かけ用の、デザイン性のあるもの、最後の一枚は、必要としている誰かのために用意しておく新品のハンカチです。
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