「獺祭」はこう飲む! プロが教える魅力、そして人気の秘密とは
獺祭がない場合のオーダー
ちなみに、獺祭に似たお酒としてはどのようなものがあるのでしょうか。
獺祭の味わいの特徴は華やかで上品な香りと、口に含んだときの甘み、飲み込んだ後の余韻の長さ。「こちらに近い味わいとなると、おのずと純米大吟醸のお酒が候補になります」。
ただ、それぞれの日本酒には造り手の思いのこもった“個性”があり、同じ味はなく、日本酒の味の感じ方も人それぞれ。そこで齊木さんは「近い味わいの日本酒」ではなく、「獺祭がない場合にオーダーしてみたい日本酒」を紹介してくれました。
・「醸し人九平次」(萬乗醸造、愛知)
・「十四代」(高木酒造、山形)
・「黒龍」(黒龍酒造、福井)
・「而今」(木屋正酒造、三重)
獺祭以外にも、洋風化した日本人の食生活や海外市場を見据えた商品開発、ブランディングをされた日本酒が次々と登場していることから、齊木さんは「日本酒の楽しみ方も、伝統的な飲み方からワイン感覚まで幅広くなっています。お気に入りのお酒の新たな飲み方を発見して楽しんでください」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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