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「獺祭」はこう飲む! プロが教える魅力、そして人気の秘密とは

フレンチやイタリアンにもマッチする

 それでは、獺祭に合う料理にはどのようなものがあるでしょうか。

 獺祭は、いろいろな料理に合わせやすいお酒。和食をはじめ、フランス料理やイタリア料理にも合うバランスの良さがあります。磨き二割三分は、華やかで上品な香りがあり、和食であればヒラメやフグなどの淡白な魚料理によく合うとのこと。「だしの味や、みそ仕立ての料理との相性も抜群です」。

 齊木さんも先日、和食料理店で、白みそのお雑煮に合わせて獺祭を楽しんだそうです。白みそのほのかな甘さと、獺祭の長く続く余韻が見事にマッチして「抜群のおいしさでした」。カツやフライなど油で揚げた料理であれば、磨き二割三分よりしっかりした味わいのお酒の方がよいかもしれません。

「フレンチやイタリアンであれば、野菜や魚介類のオードブルや軽めのソースの魚料理によく合うと思います」。フランス料理店で「まるごと火入れしたカブのグリル」に合わせて、獺祭を楽しんだことがあるという齊木さん。カブの旨みと獺祭の切れとの相性が絶妙だったそうです。一方、ジビエ料理や内臓料理は「避けた方が無難でしょう」。

 旭酒造は獺祭の香りを楽しむためにワイングラスで飲むことを提案しており、齊木さんは「白ワイン感覚で、獺祭と料理のマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか」と話します。

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齊木由香(さいき・ゆか)

日本礼法教授、和文化研究家、着付師

旧酒蔵家出身で、幼少期から「新年のあいさつ」などの年間行事で和装を着用し、着物に親しむ。大妻女子大学で着物を生地から製作するなど、日本文化における衣食住について研究。2002年に芸能プロダクションによる約4000人のオーディションを勝ち抜き、テレビドラマやCM、映画などに多数出演。ドラマで和装を着用した経験を生かし“魅せる着物”を提案する。保有資格は「民族衣装文化普及協会認定着物着付師範」「日本礼法教授」「食生活アドバイザー」「秘書検定1級」「英語検定2級」など。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yukasaiki)。