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【マーケット展望】日銀金融政策発表控えて日経平均「上値重いかも」

12月16日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日続伸、前日比127円36銭高の1万9401円15銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は1万9401円15銭で取引を終えた

 12月16日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日続伸、前日比127円36銭高の1万9401円15銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは「日経平均は引き続き、ダウ工業株30種平均などの米主要株価指数やドル/円の動向の影響を受けやすい地合い。この状況は来週も続きそうです」と話します。

 八代さんによると、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速観測を背景に、ドル/円には上昇圧力が加わりやすいとのこと。日経平均は底堅い展開が予想されますが、「日銀の金融政策決定会合を12月19~20日に控えて、週明け19日は利益確定売り圧力が強まり、上値が重い展開になる可能性がある」そうです。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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