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新NISAで“資金不足”の危機? 「NISA貧乏」にハマる人の共通点&落とし穴【専門家解説】

NISA貧乏にならないための「お金の仕分け」術

Q.NISA貧乏にならないようにするには、どうすればよいのでしょうか。日頃の対策について、教えてください。

岩崎さん「まず取り組んでいただきたいのは、投資を始める前に『お金の仕分け』をすることです。『日常生活に使うお金』『生活防衛資金』『数年以内に使う予定のあるライフイベント資金』の3つを先に確保した上で、残った『余剰資金』の範囲内で積立額を決めてください。

生活防衛資金の目安として生活費の6か月〜1年分程度という基準がよく使われますが、これは絶対的な正解ではなく、収入の安定性や家族構成、固定費、近い将来の支出予定によって必要な金額は変わります。この順番を守るだけで、生活を犠牲にした無理な積み立てはかなり防げます。

次に、毎月の生活費や緊急資金の積み立て、近い将来の支出への備えを見込んだ上で、無理のない範囲の金額を天引き・自動積立で機械的に続けることをおすすめします。

大事なのは『生活費を削ってでも積み立てを優先する』ことではなく、『生活に必要なお金を確保した上で、続けられる金額を淡々と積み立てる』ことです。収入や家族構成、住居費、教育費などが変わったタイミングでは、積立額を見直しましょう。

最後に、資産形成の『目的』と『ゴールの金額』をできるだけ具体的に言語化しておくことです。何のためにいくら必要なのかが明確であれば、必要以上に枠を埋めることに固執したり、他人と比較して焦ったりする必要がなくなります。

なお、長期・積立・分散はあくまでリスクを抑えるための工夫であり、元本や利益を保証するものではありません。『もっと早く、もっと多く』という気持ちが強くなってきたと感じたときは、投資とギャンブルの境界線に近づいているサインだと捉え、一度自分の積立額や生活状況を見直す機会にしていただければと思います」

(オトナンサー編集部)

【画像】これが「新NISA」で絶対にやってはいけない「6つのNG行為」です!

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岩崎陽介(いわさき・ようすけ)

Financial DC Japan代表取締役社長

一橋大学商学部卒業。元野村證券・IFAとして16年以上、累計130億円超の資産運用アドバイス経験を持つ、資産運用の専門家。世界全体の成長を取り込む長期・分散投資を軸に、NISA・DCなどの税制優遇制度を最大限に活用した資産形成を提唱。

■【実績】
・野村證券では、社長賞はじめ、数々の賞を受賞。海外留学も経験。
・企業型DC導入実績600社超。(日本トップクラス)

■YouTube ほったらかし投資のフクロウ先生
https://youtube.com/@hukurou_invest?si=NBoF3fLKZgMacLO0

■会社HP
https://f-dc-j.co.jp

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