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【マーケット展望】FOMC控えて利益確定の動きも、日経平均「伸び悩むかも」

12月13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比95円49銭高の1万9250円52銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

日経平均は続伸し1万9250円52銭で取引を終えた

 12月13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比95円49銭高の1万9250円52銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、米東部時間12月13~14日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に注目します。その結果発表は日本時間15日午前4時ごろです。

 八代さんによると、FOMCを控えて、欧米株式市場や外国為替市場では利益確定の動きが強まる可能性も。とりわけ12日まで6営業日連続で史上最高値を更新したダウ工業株30種平均に対して「利益確定売り圧力が強まるかもしれません」。

 また外国為替市場では、ドル/円がいったん下落する可能性もあるとのこと。八代さんは「FOMCの結果発表直前ということもあり、あす14日の日経平均は調整主体の展開になりそう。その場合は利益確定の動きが強まり、日経平均は伸び悩むかもしれません」と話しています。

(オトナンサー編集部)

八代和也(やしろ・かずや)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

2001年ひまわり証券入社後、コールセンター、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年12月、マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部に所属し、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨にフォーカスした「オセアニア・レポート」を執筆している。FXに携わり13年。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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