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もう得意先で困らない! 玄関から会議室に入るまでのマナー

入室時のマナー【来社編】

◯得意先担当者が来社。会社の入り口から会議室に案内するまでのマナー(上司と部下で案内する場合)

 大切なお客さまの場合、上司と部下で出迎えることがあります。上司がお客さまとあいさつを交わしている間に、部下が先にエレベーターに向かい、お客さまをお待たせすることなくエレベーターに乗ってもらえるように配慮します。

 エレベーターが来たら、部下が先に乗り込み、操作パネルの「開く」ボタンを押して、上司とお客さまが乗り込むのを待ちます。上司はエレベータ―の扉を手で押さえるなど、お客さまが扉に挟まれないよう配慮を示します。

 目的の階に着いたら、部下は同様に「開く」ボタンで扉を開いた状態にします。上司が先に降りて扉を押さえ、お客さまが降りたら会議室の方向を指し「こちらでございます」と案内します。

 廊下を進む順番は上司→お客さま→部下の順で、適度な間隔をもってゲストを挟むようにして歩きます。またこの時、差し障りのない会話を心掛けましょう。

 会議室が近くなったら、部下が早めに歩き、念のためにドアをノックします。ドアが“外”に開く場合は、部下はドアを開けて廊下側で押さえます。上司はお客さまより先に部屋に入り、上席を示して「どうぞこちらにお掛けください」と案内します。

 ドアが部屋の“中”に開く場合は、部下はドアを開けながら先に入室して、ドアを押さえて上司とお客さまを迎え入れます。

(※一般には部下が出迎えるだけでも十分丁寧です。その場合は、お客さまを確認したら歩み寄り、来社への感謝を伝え、常に先導して会議室まで案内するようにします)

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明石伸子(あかし・のぶこ)

NPO法人日本マナー・プロトコール協会理事長

青山学院大学卒業後、日本航空客室乗務員、役員秘書などを経て同協会を設立。日本人として、社会人として必須のマナー&プロトコール(外交儀礼)の啓発・普及に力を注いでいる。そのほか内閣府委員や企業社外取締役、大学非常勤講師などを務める。協会ウェブサイト(http://www.e-manner.info)。