子どもが集まる空間に行くと「落ち込む」「比べてしまう」「つらい」…発達障害児を育てる親が抱える“孤独と疎外感”
「今、私はうらやましいと思っているんだな」
さて、最近でも、私にも同じような経験があります。
息子は24歳になりますが、結婚することも、孫の顔を見ることもおそらくないでしょう。そんな中、学生時代の友人たちが集まり、スマホで孫の写真を見せ合っている“孫自慢”大会の場にいるとモヤモヤしてしまうのです。
でも、それも自然な心の反応です。だから私は、「ああ、今、私はうらやましいと思っているんだな」と認めてあげるようにしています。
もし今、あなたが発達に課題のあるお子さんを育てていて、子どもが集まる場所に行って落ち込むのであれば、無理に行かなくてよいのです。
「おでかけひろば」のような場所や親子イベントは、孤独な子育てを救う素晴らしい場所ですが、定型発達の子ども向けです。かえって孤独にさいなまれ、比べてしまい、つらくなるのならば「行かない」という選択も勇気ある決断です。
比べてしまう心、落ち込む気持ち。それらにフタをするのではなく、「ああ、今こう思っているんだな」とそのまま見つめてあげること。そして、傷つきやすい自分に、そっと寄り添ってあげること。
発達障害の子を育てている親御さん、今できる一番のことは、頑張りすぎず、自分の心を守ることだと思うのです。
(子育て本著者・講演家 立石美津子)








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