美容皮膚科医が警鐘! 実は恐ろしい「悪いほくろ」は“早期発見”が何よりも重要…見分け方は?
2つ以上当てはまったら“悪いほくろ”の可能性アリ
Q.「よいほくろ」と「悪いほくろ」はどうやって見分けたらよいですか。
赤岩医師「“悪いほくろ”を見分けるためには、メラノーマの特徴を示す『ABCDEルール』を活用すると分かりやすいです」
【ABCDEルール(メラノーマの特徴)】
A(Asymmetry:左右非対称)……ほくろを半分に分けたとき、左右の形が明らかに違う
B(Border:境界の不明瞭さ)……周囲と境目がはっきりせず、ギザギザしている
C(Color:色の不均一)……1つのほくろの中に黒、茶色、赤、白、青など複数の色が混じっている
D(Diameter:直径6ミリ以上)……6ミリ(鉛筆の消しゴムの大きさ)以上あるとリスクが高い
E(Evolving:進行・変化)……大きさや色、形が短期間で変化する
以下のうち、2つ以上当てはまる場合は“悪いほくろ”の可能性があります。皮膚科の診察を受けることを推奨します。
・ほくろが突然、大きくなった
・ほくろの形が左右非対称になった
・ほくろの境界線がギザギザしている
・ほくろの色がムラになっている
・ほくろにかゆみ、痛み、出血がある
・ほくろの大きさが直径6ミリ以上ある
・ほくろの表面が盛り上がったり、ただれたりしている
Q.「よいほくろ」が「悪いほくろ」に変化する可能性はあるのでしょうか。
赤岩医師「あります。もともと良性だったほくろが、次の要因によって悪性化することがあるためです」
【悪性化の原因】
・紫外線の影響……長期間、紫外線を浴びることで、メラノサイトの遺伝子に異常が起こる
・摩擦や刺激……刺激でほくろがダメージを受け、異常増殖する可能性
・ホルモンの変化……妊娠や更年期に、ホルモンの影響でほくろが大きくなることがある
・遺伝的要因……家族にメラノーマの既往があると、リスクが高まる
Q.顔や体に「悪いほくろ」を見つけたら、どうすればいいですか。
赤岩さん「“悪いほくろ”は、早期発見・早期治療が重要です。見つけたら、早急に皮膚科や形成外科を受診しましょう。ダーモスコピー検査(特殊な拡大鏡を使った診断)が推奨されます。必要に応じて皮膚生検(組織検査)も行うことがあります。
“悪いほくろ”を見つけたのに放置してしまうと、もしメラノーマだった場合、進行すると他の臓器に転移します。治療が遅れると命に関わる可能性もありますが、早期に除去すれば完治の可能性が高いです。ほくろに少しでも違和感があれば、速やかに受診してください」
(オトナンサー編集部)









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