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新婚早々に「不倫」した人は何を考えているのか? 告白→撃沈→ひと目ぼれ→スピード婚をした30歳男性の場合

夫の不倫相手はまさかの…!

 博さん(30歳、仮名)は会社の同僚に恋心を抱き、告白しましたが、あっさり撃沈。傷心の博さんを慰めようと友人が主催した合コンで、千聖さん(34歳、仮名)にひと目ぼれ。LINEで猛アタックをして2回目のデートで告白をし、お付き合いがスタート。1年足らずでスピード婚をします。

 付き合っている期間も結婚後も、博さんは千聖さんを大切にしました。まさに自分のタイプの女性なので、彼女の言うことを何でも聞いていたのです。帰宅時間を合わせ、駅で待ち伏せして驚かせたり、「一緒にお風呂に入りたいから」と残業せずに帰宅したり。週末もずっと千聖さんと一緒。千聖さんは、そんな博さんのことを「ちょっとうざったいな」と思いながらも、自分を一番に考えてくれる大切な人、と思っていました。

 あるとき、博さんの会社の同僚で千聖さんとも親しくしていた知人から、博さんが不倫していると告げられます。自分のことが大好きで何でも言うことを聞いてくれて、付き合っているときから態度もまったく変わらない夫が不倫をしているわけない、と千聖さんは信じませんでした。

 しかし、不倫をしていると告げられて、そういう視点で彼を見始めると、怪しいところが見えてきました。

 夫は普段からおしゃれではありましたが、下着はまったく構わない、実用性重視タイプでした。それが模様入り、色付きの下着に変わっていました。「イオンに寄ったとき、セールしてたから柄パンもいいなと思ってさ」と屈託なく笑う夫に、千聖さんは疑問を持っていませんでした。ただ、その頃、残業がちょくちょく増えていたのです。

 そこで、千聖さんは思い切って知人に協力を依頼。博さんが残業すると言った日に後をつけて、自分に連絡してほしいとお願いしました。その知人も浮気されたつらい経験があるので、全面的に応援するということに。

 すると、ビンゴ! なんと博さんは、千聖さんと出会う前に振られていた相手と会っていたというのです。

 2人が食事を終えてホテルに入ろうとしているところで知人が話しかけ、そのまま喫茶店に連れて行き、千聖さんが駆けつけます。そこで事情聴取。友人がしっかり見ていたことで2人とも観念し、自白しました。

 不倫相手の女性が言うには、自分が振った博さんが、あっという間に他の人と付き合って結婚までしたことで「逃がしたことが悔しすぎる」と感じ、博さんに接近。もともと好きだった女性から言い寄られた博さんはコロッと落ちて、2カ月ほど関係を続けていたようです。

 千聖さんは浮気問題に強い弁護士に相談し、女性に慰謝料として100万円を請求。博さんには二度としないと誓約書を書かせました。

「『私のことが大好きなんだから不倫なんてしない』と思っていたので、本当にショックでした。もうしないからと謝っているし、許そうと思いますが、不倫男は何度も繰り返すって言いますよね。いざというときのためにちゃんと貯金して、今度やったら離婚できるように準備したいと思います」

 夫と同じ職場にいた友人のおかげで不倫を知ることができた千聖さん。「不倫をしても隠し通してくれるなら、それでいい」という考えの人もいますが、もし万が一、不倫が本気になった場合、あるいは相手が離婚させようと動き始めた場合は、もつれてきます。

 千聖さんは、夫が不倫をしてしまうタイプだと知ることができ、次に備えて今から準備を始めることができました。男女関係に絶対という保証はありません。「結婚しているから大丈夫」という単純なものでないことは皆さん、よくご存知でしょう。災害に備える心構えと同じく、「パートナーがもし、しでかしたら?」とわが身の振り方を予測しておくとショックが軽減します。

 しかし、私が運営する夫婦仲相談所でよく聞く話は、「結婚生活に不満はないし、私は絶対浮気などしない」と断言した人が“不倫沼”に落ちてしまった話です。相当数あります。

 つまり、幸せに新婚生活を続けていても、相手に否はなくとも「この人と一緒にいたい」と婚外異性に恋愛センサーが働くこともある――。まさに「魔が差した」という言葉がピッタリと当てはまります。

 脳やDNAの研究で、一夫一妻制が向かない人が一定数いること、テストステロンなど性のホルモンが不倫行動を促す場合もあるということも分かっています。「人の本質」を知ると「私も不倫体質かも」と気付くかもしれません。不倫したパートナーを制すると同時に、わが身も観察してみてください。

(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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三松真由美(みまつ・まゆみ)

恋人・夫婦仲相談所 所長(すずね所長)・執筆家

夫婦仲・恋仲に悩む女性会員1万3000名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティーを展開。セックスレス・ED・女性の性機能に詳しく、性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。20代若者サークルも運営し、未婚世代への結婚アドバイスも好評を呼ぶ。恋愛・夫婦仲コメンテーターとしても活躍中。業界最大手「ごっこ倶楽部」のセックスレスをテーマにしたショートドラマを監修し、5カ月で1億回再生に到達。著書は「夫婦の『幸せ循環』を呼ぶ秘訣」(講談社)「モンスターワイフ」(同)「40歳からの女性ホルモンを操る53の習慣」(扶桑社)「堂々再婚」(wave出版)など多数。コミック「『君とはもうできない』と言われまして」(KADOKAWA)の監修も手掛ける。恋人・夫婦仲相談所(http://fufunaka.com/)、公式note(https://note.com/suzune_16)、オトナのお悩み保健室(https://otona-hokenshitsu.jp/)。LINE登録で「夫婦仲チェックシート」を無料プレゼント(https://fufunaka.com/archives/lp/line)。

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