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もうすぐ節分だけど…5歳以下の子どもに「豆」はNG! 食べさせると危険な理由とは

5歳以下の子どもに豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品を食べさせると、窒息事故や誤嚥(ごえん)事故が発生する恐れがあるとして、消費者庁が公式サイトで注意を呼び掛けています。

5歳以下の子どもに豆を食べさせないこと
5歳以下の子どもに豆を食べさせないこと

 2月2日の節分に豆を食べる人は多いと思います。5歳以下の子どもに豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品を食べさせると、窒息事故や誤嚥(ごえん)事故が発生する恐れがあるとして、消費者庁が公式サイトで注意を呼び掛けています。

気管支炎や肺炎を起こす

 消費者庁は、奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもが豆やナッツ類を食べると、喉や気管に詰まらせて窒息してしまったり、肺炎を起こしたりするリスクがあると説明。

 窒息事故や誤嚥事故防止のため、次のことに注意するよう、呼び掛けています。

(1)豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせないこと。喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険。小さく砕いた場合でも、気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがある。

(2)ミニトマトやブドウなどの球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがある。乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせる。

(3)食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させる。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがある。

(4)節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底する。

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ…!」 これが、子どもが「食べ物」を喉に詰まらせたときの“対処法”です

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