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女性の罹患数1位 「乳がん」の基礎知識と治療法

女性の12人に1人がかかると言われる乳がん。女性でかかる人が一番多いがんですが、死亡率は5位でさほど高くはありません。つまり、早期発見が大切ながんです。ここでは、その治療法などについて解説します。

 女性の12人に1人がかかると言われる乳がん。女子校であれば、40人のクラスメートのうち3人がかかってしまうほど身近な病気です。全がん中で女性の罹患数(かかる人の数)は1位ですが、死亡率は5位とさほど高くありません。つまり、早期に発見できれば治癒が見込めるがんなのです。特に日本は他国に比べて、乳がんの死亡率は低くなっています。

乳がんとは

 乳がんは乳房を中心に発生するがんです。発生や増殖には女性ホルモンの「エストロゲン」が関わっているとされています。つまり、エストロゲン分泌の期間が長ければ長いほど、リスクが高まるということです。妊娠中はエストロゲンの分泌が止まりますが、近年の晩婚化や出産回数の減少、月経開始年齢の若年化により、そのリスクは高まっていると言えるでしょう。

 がんは60歳代にピークを迎えることが多いのですが、乳がんに関しては40歳代後半がピークとなっています。

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富永祐司(とみなが・ゆうじ)

ベルーガクリニック院長

医学博士。2006年に乳腺外科ベルーガクリニックを東京都板橋区に開設し、乳腺診断の専門家としてこの10年間に約1500件の乳がんを診断。乳腺診断では乳腺界でも有名で、テレビ等数々のメディアに出演。ベルーガクリニック(〒174-0046 東京都板橋区蓮根3-14-1 第2カネヨビル2F、03-5916-0114、http://www.beluga-cl.com/)。