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自閉症のわが子が「誤認逮捕」される? 悪気のない行動で“誤解”を招かないために

親だけで「この子を何とか育てよう」としないで

 日本の福祉は“自己申告制”です。療育手帳の取得、障害基礎年金の受給といった福祉サービスを受けるとき、障害のある本人がこうした手続きをすることは困難です。

 知的障害がない、あるいは軽度などで療育手帳の交付対象者とならなくても、医師の意見書(精神科医でなくても小児科医でも可能、診断書とは別物)があれば、「障害福祉サービス受給者証」が発行されます。これを取得すると、障害者総合支援法や児童福祉法に基づいて提供されている福祉サービスを、行政の給付金を受けながら利用できるようになります。

 親だけで「この子を何とか育てよう」とせずに、福祉サービスを利用して“行政とつながっている”ことが、誤認逮捕を防ぐことなども含めて、将来、子どもを救うことになるのではないでしょうか。

(子育て本著者・講演家 立石美津子)

【画像】「えっ…そうだったの…?」 これが「発達障害児」にみられることのある行動です(5つ)

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立石美津子(たていし・みつこ)

子育て本著者・講演家

20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。自閉症スペクトラム支援士。著書は「1人でできる子が育つ『テキトー母さん』のすすめ」(日本実業出版社)、「はずれ先生にあたったとき読む本」(青春出版社)、「子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方」(すばる舎)、「動画でおぼえちゃうドリル 笑えるひらがな」(小学館)など多数。日本医学ジャーナリスト協会賞(2019年度)で大賞を受賞したノンフィクション作品「発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年」(中央公論新社、小児外科医・松永正訓著)のモデルにもなっている。オフィシャルブログ(http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/)、Voicy(https://voicy.jp/channel/4272)。

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