【9月6日のマーケット】日経平均続伸1万7081円、円安・ドル高を好感
9月6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比44円35銭高の1万7081円98銭で取引を終えました。

9月6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比44円35銭高の1万7081円98銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、外国為替市場でドル/円が1ドル=103円台後半に上昇し、円安・ドル高が進んだことが支援材料になったといいます。
東証1部33業種中、水産・農林、その他製品など28業種が上昇、一方、鉱業、海運など5業種は下落しました。個別銘柄では、協和発酵キリン、コナミが買われ、アマダ、商船三井は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比8.73ポイント高の1352.58。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=103円60銭台で推移しています。
「米株高+ドル/円上昇」で5月31日高値も視野
八代さんは日経平均の先行きに関して、日本時間6日午後11時に発表される8月の米供給管理協会(ISM)非製造業景況指数に着目します。
「50」が業況判断の分かれ目とされる同指数ですが、今回の市場予想は55.0(7月は55.5)といい、八代さんは「結果次第では米国株やドル/円が反応し、あす7日の日経平均に影響するかもしれません」と話します。
「米株高+ドル/円上昇」の展開であれば、日経平均は5月31日高値の1万7251円に向けて一段高となる可能性もあるそうです。
(オトナンサー編集部)
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