【8月25日のマーケット】日経平均反落1万6555円、原油安など重しに
8月25日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比41円35銭安の1万6555円95銭で取引を終えました。

8月25日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比41円35銭安の1万6555円95銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、24日の米国株および原油価格下落が重しに。午後に入って、日銀が上場投資信託(ETF)買い入れを行うとの期待感から前日終値比プラスに転じる場面があったものの、その後再び下落したといいます。
東証1部33業種中、空運、保険など11業種が上昇、一方、非鉄金属、石油・石炭製品など22業種は下落しました。個別銘柄では、東洋紡績、静岡銀行が買われ、住友金属鉱山、資生堂は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比2.44ポイント安の1304.27。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=100円40銭台で推移しています。
専門家「原油価格に要注意」
八代さんによると、米エネルギー情報局(EIA)が24日に発表した週間石油在庫統計で原油在庫が市場の予想外に増加。この結果が嫌気され、代表的指標である米WTI原油先物は前日比2.77%下落し、米国株も売られたといいます。
市場の関心はあす26日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演に向いているといいますが、八代さんは「原油価格の動向にも注意が必要かもしれません」と話しています。
(オトナンサー編集部)
コメント