ビール、チューハイ…酒を“ちゃんぽん”するとどうなる? 消化器病専門医が指摘する“恐ろしい事実”
酒を飲みすぎないための対策は?
Q.酒を飲み過ぎないためには、どうすればよいのでしょうか。対策について、教えてください。
船越さん「厚労省の『健康に配慮した飲酒に関するガイドライン』には、飲酒時のポイントとして、次のような内容が記載されています」
(1)自らの飲酒状況などを把握する
(2)あらかじめ量を決めて飲酒をする
(3)飲酒前または飲酒中に食事を取る
(4)飲酒の合間に水(または炭酸水)を飲むなど、アルコールをゆっくり分解・吸収できるようにする
(5)1週間のうち、飲酒をしない日を設ける
(1)や(2)は、一緒に酒を飲む人とあらかじめ相談できるとベストですね。お酒を飲む際は、タンパク質を多く含む食品を一緒に食べるのが望ましいといわれています。例えば、肉や魚介類、豆腐などの高タンパクな食べ物は、胃の中でアルコールの吸収を遅らせ、血中アルコール濃度の急上昇を防ぐことができます。
飲む前の水分補給も忘れずに行い、お酒を飲んでいる間も適宜、水や炭酸水、ジュースなど、アルコールが含まれていない飲み物を摂取してください。
くれぐれもお酒を飲む際は、飲み過ぎには注意しましょう。
(オトナンサー編集部)
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