【8月12日のマーケット】日経平均反発1万6919円、欧米株上昇などで
8月12日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前営業日比184円80銭高の1万6919円92銭で取引を終えました。

8月12日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前営業日比184円80銭高の1万6919円92銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、きのう11日の欧米株上昇や円高・ドル安の一服が支援材料に。日経平均は一時1万6943円に上昇する場面もあったといいます。
東証1部33業種中、電気・ガス、水産・農林など26業種が上昇、一方、銀行、その他製品など7業種は下落しました。個別銘柄では、シャープ、ディー・エヌ・エーが買われ、長谷工コーポレーション、日本通運は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前営業日比8.39ポイント高の1323.22。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=102円00銭台で推移しています。
小売売上高強ければ「米国株一段高も」
ダウ工業株30種平均やS&P500、ナスダック総合指数など米国の主要株価指数が11日、いずれも史上最高値を記録。八代さんは「今夜発表される米7月小売売上高が強い結果であれば、米国株が一段と上昇し、円安・ドル高が進む可能性があります」と話します。
一方、米国株下落や円高・ドル安は日経平均の下落要因ですが、八代さんは「市場では日銀による上場投資信託(ETF)買いに対する期待感があり、日経平均が大きく下押す地合いではないかもしれません」と分析しています。
(オトナンサー編集部)
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