【8月8日のマーケット】日経平均反発1万6650円、米雇用統計や円安受け
8月8日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比396円12銭高の1万6650円57銭で取引を終えました。

週明け8月8日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比396円12銭高の1万6650円57銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、先週末5日発表の米7月雇用統計が堅調だったことや、外国為替市場でドル/円が1ドル=102円台と円安・ドル高が進んだことが好感されたといいます。
東証1部33業種中、保険、銀行など32業種が軒並み上昇、下落したのは、医薬品のみでした。個別銘柄では、パイオニア、DOWAホールディングス(HD)が買われ、コムシスHD、東洋紡績は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前週末比25.63ポイント高の1305.53。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=102円00銭台で推移しています。
レンジ上限なら「利益確定売りも」
八代さんによると、米7月雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比25.5万人増と、市場予想の18万人を大きくオーバー。「米景気について楽観的な見方が広がっている」といいます。
八代さんは、日経平均の先行きに関して、「この3カ月間おおむね1万5000円~1万7000円のレンジで動いており、レンジ上限が近づくにつれて、利益確定売り圧力が強まる可能性があります」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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