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何でもかんでも“人のせい”…「他責思考」の人の心理とは? 心理カウンセラーに聞いた

治すためには「気付き」が非常に大切

Q.他責思考の人が家庭内や職場にいると「疲れる」「離れたい」と感じる人が少なくないようですが、なぜ、こうしたネガティブな気持ちになることが多いのだと思われますか。

小日向さん「問題となる事柄が全て『自分以外のものに責任がある』ということはあり得ません。家庭や職場などで他責思考の人と日常的に関わる人は、その人と接する時間が多い分、『常に自分は悪くない』という姿勢に疑問を感じることがストレスとなり、さらにそれを本人に指摘できない関係性の場合は疲弊を招くのではないでしょうか。

そもそも、それが自責であれ他責であれ、ネガティブな言葉を受け止めるということは、受け止める側にかなりストレスを与えるということは覚えておいた方がよいでしょう」

Q.他責思考は改善するものなのでしょうか。

小日向さん「自発的に気付くことが少ないため、まずは『他責思考である自分に気付かせてくれる存在がいる』ということが前提になるでしょう。そうした人がいて、その人のアドバイスを自身が聞こうと思えた時点で、既に改善は始まっていると思います。

もし、この記事を読んで自ら『自分は他責思考が強いかも』と思った人は、人間関係がうまくいかずに同じようなネガティブ体験を繰り返していないかを振り返ってみてください。他責思考が強い人と一緒にいると疲れてしまうため、周囲から人が離れていってしまうことが多いです。治すためには『気付き』が非常に大切です」

Q.他責思考の人に対して、どのような接し方をするとよいですか。

小日向さん「先述したように、他責思考の人がそれに気付いている可能性は低いです。そのため、その人と『深く関わりたい』と思っていなかったり、教育的な責任を担っていなかったりするのであれば、その場は受け流して疲れない程度に距離を置くのが適切です。

もし、改善してほしいと願う場合は、相手が他責思考を発したときからなるべく時間を空けずにアドバイスをするよう意識してください。プライドが高い人の場合は、敵意を向けられたり、言い合いになったりする可能性もありますが、それも想定内として相手と向き合っていく覚悟が必要です」

(オトナンサー編集部)

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小日向るり子(こひなた・るりこ)

心理カウンセラー

カウンセリングスペース「フィールマインド」代表。出版社で働きながらボランティアで電話相談員を始めたことが、カウンセリングの世界に入るきっかけに。資格取得後、行政機関でのセクハラ相談員を経て、2012年に独立。2019年4月現在、約3500件の相談実績を持つ。メディア、ネットなどで心理・恋愛系コラムを多数執筆。フィールマインド(http://feel-mind.net/)。

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