超うまい、ソースで台無し… 「明治禁断の食べるはちみつ」に賛否両論、開発の経緯は?
明治が発売したデザート「明治禁断の食べるはちみつ」がSNS上で話題に。好意的評価と否定的意見の両方が見受けられますが、どのような経緯で開発されたのでしょうか。

明治がはちみつをベースに開発した、とあるデザートがSNS上で話題となっています。「はちみつだけでよかったのに、レモンソースを入れたから台無し」と厳しい声が上がる一方、「はちみつそのまんますぎて驚く」「超うまい」「パン焼いて塗ればいけるかも」など好意的な感想もあり、評価が割れています。このデザートを開発した経緯について、明治の広報担当者に聞きました。
「はちみつを食べる」をテーマに
このデザートは、3月27日発売の「明治禁断の食べるはちみつ」。パッケージは蜂の巣をイメージしたデザインで、「とろ~り幸せ新食感」というキャッチコピーが付けられています。グレープフルーツのような色合いの固体には、カナダ産のはちみつとゼラチン、寒天を使い、スプーンですくうとゼリーのような触感がします。
容器の底面には、ほろ苦のレモンソースが入っており、はちみつそのもののおいしさを追求しつつ、食べ進めることで味が変化していきます。希望小売価格は130円(税別)。
担当者によると「思い切った商品を出したい」と考えたことが、商品開発のきっかけ。デザート分野には多くの定番商品がある一方、目新しい商品も多く発売されており、他社との差別化が必要でした。そこで「素材をそのまま食べる」をテーマに、市場が成長している「はちみつ」に注目。はちみつのような食感と味わいを目指し、開発を進めました。商品の構想から発売まで4年半ほどかかったといいます。
これまでの販売数は非公表としていますが、当初の計画を上回る売り上げで推移しているとのこと。「デザート商品が発売から約3週間で、SNS上にこれほど多くのお声を頂戴したことはありません。全く想定していなかったことで正直驚いています」(担当者)。
(報道チーム)
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