親に反対されながらも結婚した2人…ずっと「親の呪縛」から逃れられない?
「親子だから分かり合えて当たり前」ではない
親が子どもの結婚に反対するとき、そこにはさまざまな理由があることでしょう。許す、許さないとはいいますが、“許し”とは一体何でしょうか。自分の人生を、誰に許されることがあるのでしょう。自分の幸せは自分でしかつくれないものです。
とはいえ、晴美さんの場合は不倫からのスタートなので、どう考えても周囲に反対されるケースです。本来、親が反対の理由として、「相手の経済力」「相手の性格」「家の格差」「子どもがいる」などが挙げられますが、さすがに不倫には度肝を抜かれます。
晴美さんは、ご両親を「自分が何をしても認めてくれる、自分を全部受け入れてくれる存在」だと思っていたのかもしれません。しかし、親が子どもに見せている顔は一面的なものです。親も一人の人間として、さまざまな思いを抱えながら自分の人生を生き、価値観をつくってきています。
「“親子だから分かり合えて当たり前”ではない」ということを踏まえ、まずは結婚相手のいい面を伝えるところから始めるのがよいでしょう。なぜ、自分が相手を好きになったかという理由を30個挙げて説明できれば、親も一部は共感してくれるはずです。共感を増やす努力を続けることができれば、家族仲良く食卓を囲む日が来ると信じて進んでください。子どもの幸せを遮断する親などいないと信じて。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)

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