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「何度も聞くのが悪い」vs「心が折れる」…上司が部下に言う「前にも言ったよね」はアリかナシか

ビジネスパーソンとしての精神力を

Q.指導される部下側が気を付けるべきことはありますか。

西出さん「言われる側の部下がネガティブな気持ちになることもよく理解できますが、同じミスを繰り返さない、同じ注意を受けないためにも、面倒なことかもしれませんが、注意されたことをメモに残す習慣をつけるなどの努力も大事なことです。また、ビジネスパーソンとしての力量や精神力を鍛え、自身の成長のためにも、注意を受けた言葉ですぐに落ち込んだり、不快な感情を表に出したりすることのないよう意識してみることを老婆心ながらお薦めします。不本意だと思うことも、グッとこらえて相手に花を持たせる言動は、自身に徳が積まれ、周囲の評価につながるでしょう。先日、ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチで新王者となった村田諒太選手がそうでしたね。判定に疑問を持ちながらも、相手がどうこうではなく自身に目を向け、その後、勝利を得ました。相手や自分以外の何かのせいにしない姿は格好良いですね。もちろん、このようなことは、上司側にも言えることです。このように、自身の成長にもつながる、お互いへの思いやりを欠かさないやり取りを積み重ねて、日頃から信頼関係を築いていけば、指導もスムーズになり、コミュニケーションの好循環を生み出すことができるのではないでしょうか」

(オトナンサー編集部)

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マナーズ博子(まなーず・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー評論家、マナー解説者、ヒロコマナーグループ代表

大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。31歳でマナーの本場英国へ単身渡英。オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと起業し、お互いをプラスに導くヒロコ流マナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナー研修やおもてなし、営業接客マナー研修、マナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績は、テレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「いだでん」「花燃ゆ」「龍馬伝」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、書籍で、マナー指導・監修者としても活躍中。著書は、28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)「マンガでわかる! 社会人1年生のビジネスマナー」(ダイヤモンド社)「マナーコンサルタントがこっそり教える 実は恥ずかしい思い込みマナー」(PHP研究所)「運のいい人のマナー」(清流出版)など監修含め国内外で90冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)など、子どものマナーからビジネスマナーやテーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)、プレミアムVIPマナーサロン(http://www.erh27.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」は西出博子の登録商標です。

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