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今井絵理子さん、宮迫博之さん…一線を越えるの「一線」とは何か

今井絵理子さんや宮迫博之さんの不倫疑惑報道で火が付いた「一線を越える」という言葉ですが、この「一線」とは具体的に何を指しているのでしょうか。恋愛と法律それぞれの専門家に聞きました。

「一線を越える」の「一線」とは…

 政治家や芸能人の不倫疑惑報道が相次ぐ中、「一線は越えていない」という言い回しが大きな注目を集めています。

 元SPEEDで自民党の今井絵理子・参院議員と神戸市議の不倫疑惑で飛び出した「一線は~」はその後、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さんによる、複数女性との不倫疑惑にも引き継がれ、「今年の流行語大賞か」の声も上がるほどに。先日は、お笑い芸人のとにかく明るい安村さんがイベントで、昨年持ち上がった自身の不倫疑惑について「僕は二線越えましたけど」と発言したことが話題となりました。

 この「一線は~」の「一線」とは何を指すのか――。オトナンサー編集部では、恋愛と法律それぞれの専門家に聞いてみました。

ほとんどの人が「アウト」と思っている

 恋愛マスターのみほたんさんによると、恋愛において「一線を越える」とは「性行為に及んだかどうか」です。しかし、浮気や不倫の場合は「人に言えないこと」をした時点で「一線を越えたといってよいでしょう」(みほたんさん)。

 みほたんさんの、今井さんについての見方はこうです。

「『一線は越えていない』つまり『性行為はしていない』と言いたいのでしょうが、相手の男性の妻からすれば、新幹線で手をつないで寝ている時点で不快ですし、報道を見た人のほとんどが『アウト』と思っている以上、一線は越えていると言えるでしょう」

 また、宮迫さんについては以下のように話します。

「一線を越えています。『断られてふて寝した』という弁解が真実だったとしても、同じ部屋にいて行為に及ぼうと誘うということは、体を密着させたり触ったりしていると思われますから」

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ふくもりみほ

恋愛マスター

通称「みほたん」。婚活パーティーやナンパスポットなど男女の出会いの現場を積極的に突撃取材し、レポートや持論の恋愛コラムを各種ウェブメディアで連載中。得意分野は「マッチングアプリ」。趣味はネットサーフィン、特技はネットストーキング。メンバーそれぞれが欠点を持つ難ありアイドル「OTAFUKUガールズ」の貧乏担当として活動する。公式ブログ(http://intokyo.hatenadiary.jp/)、ホームページ(http://www.mihotan.com/)、ツイッター(https://twitter.com/fukumoco)。

鮫島玲央(さめじま・れお)

弁護士

東京弁護士会所属。立命館大学経済学部卒業。同志社大学法科大学院修了。コンピューターグラフィックス制作の仕事から弁護士に転職した経歴の持ち主。不倫の慰謝料請求など離婚問題に詳しい。私生活では1児の父で、趣味は料理という家庭的なイクメンパパ。

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