NMB須藤凜々花さんは「一途」か「わがまま」か、恋愛マスターが斬る
先日の「AKB48選抜総選挙」で結婚宣言し、NMB48からの卒業も発表した須藤凜々花さん。卒業生やファンから批判されつつも、自身の恋を貫き通す彼女は一途なのか、それとも、わがままなのか。恋愛のプロが一刀両断します。
6月17日に行われた「AKB48 49thシングル選抜総選挙」の壇上で結婚宣言し、同21日の記者会見でNMB48からの卒業を発表した須藤凜々花(すとう・りりか)さん。「恋愛禁止」がルールのAKBグループだけに、大島優子さんら卒業生が苦言を呈したほか、ネット上では現在も批判や落胆の声がやみません。
それでも「恋愛禁止というルールで我慢できる恋愛は恋愛じゃない」と発言するなど、須藤さんの「恋に生きる姿」に賛否両論が巻き起こっているのも事実。今回の須藤さんの“暴挙”について、恋愛の専門家はどのように見ているのでしょうか。
オトナンサー編集部では、恋愛マスターのみほたんさんに聞きました。
スケールの大きな「わがまま」?
Q.今回の「結婚宣言」をどのように見ていますか。
みほたんさん「自分が選んだ道への覚悟を感じました。過去にも交際が報じられて処分を受けたメンバーもいます。須藤さんは卒業することを決めていたなら、謝罪や言い訳をして非難を極限まで抑えた上で『消える』こともできたはずだし、ここまで批判されることもなかったはず。『総選挙で結婚宣言』が最大の非難にさらされることを知った上でそれをしたのは、ケジメと覚悟の表れでしょう」
Q.須藤さんは「恋愛に一途」なのでしょうか、ただの「わがまま」なのでしょうか。
みほたんさん「スケールの大きな『わがまま』だと思います。結局は『とにかく好きな人と別れたくない』ということですから。もちろん『恋愛に一途』とは思いますが、『恋愛のことしか考えていない』のとは違います。『自分のやってきたことにうそはないから選挙を辞退しない』『残留を薦められたが卒業する』と、ここまで自分の信念を押し通すのはすごいことです。きっと自分の信念がある人。世間の求めるアイドル像とは違うけれど、自らの理想の人間像を体現したのではないでしょうか」
Q.須藤さんは恋愛に消極的で、「結婚できない、恋もできない」と思っていたそうですが、報道から見える須藤さんの「恋愛のタイプ」はどのようなものでしょうか。
みほたんさん「私の周りでも、元々恋愛に疎くて初めて付き合った相手と20歳そこそこで結婚した友人もいますし、20代半ばでまだ一度も彼氏ができない子もいます。『自分なんて無理』『自分に合う人なんていない』と強く思っていればいるほど、ピッタリの相手と出会った時は『この人だ!』『この人に違いない!』と突っ走るものだし、そのスピードは速いです。須藤さんは『若気の至り』『周りが見えていない』などと言われていますが、アラサーまでそのままだったら、『こじらせている』と言われるタイプになったのでは。幸せな道が見つかってよかったと思います」
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