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奥深き色の世界! 中国で高貴な「黄色」が欧州で嫌われる理由

洋の東西を問わず高貴な「紫」

 一方で「紫」は洋の東西を問わず、高貴な色として認識されています。紫の色素は、東洋では貴重で価値の高い紫草の根から、西洋ではムラサキ貝(プルプラ貝)の内臓の分泌液からそれぞれ抽出され、いずれも多大な労力とコストのかかる希少な色だったため、紫色の服は身分の高い人しか着用できず、転じて高貴な色となったそうです。

「『プルプラ』は英語で紫を意味する『purple』の語源。世界三大美女として知られる女王クレオパトラは、自身の衣服や軍艦の帆も紫に染めて、その権力をアピールしたと伝えられています」

 紫は、日本でも古くから高貴さを象徴する色であり、聖徳太子が定めた「冠位十二階制度」で濃紫の衣服や冠の着用を許されたのは、最も位の高い豪族でした。

(オトナンサー編集部)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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