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気配りを大切に! 知っておきたい「扇子」のマナー

和服は袖口から送風すれば涼しい

 最近では、浴衣などの着物(和服)に合わせて扇子を持つスタイルも増えていますが、西出さんによると、この場合は袖口から風を送るのがよいそうです。

「右手に扇子を持っている場合、左肘を曲げ、袖口を胴の前に持ってきてそこから風を送り込みます。腕から脇に向かって風が当たるため、より涼しさを感じることができ、周囲に迷惑もかかりません。温泉宿の浴衣などでもお試しください」

 ちなみに、扇子を持つ時は扇子の「要」を右側に置き(利き手が右手の場合)、扇子の中央を上から右手で持ち上げ、左手で下から支えます。続いて、右手を右端にずらして下から持ちます(利き手が左手の場合はすべて逆)。開く時は、手前にある端を自分側に向かって開くと相手に向かうことなく安心です。

「扇子一つを取ってみても、周囲を思いやる気持ちから、状況によってさまざまな所作や型が生まれます。基本の型はありますが、その場面に応じてあおぎ方を変えることで、お互いに心地良くなれます」

(オトナンサー編集部)

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マナーズ博子(まなーず・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー評論家、マナー解説者、ヒロコマナーグループ代表

大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経てマナー講師として独立。31歳でマナーの本場英国へ単身渡英。オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと起業し、お互いをプラスに導くヒロコ流マナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナー研修やおもてなし、営業接客マナー研修、マナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績は、テレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「いだでん」「花燃ゆ」「龍馬伝」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、書籍で、マナー指導・監修者としても活躍中。著書は、28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)「マンガでわかる! 社会人1年生のビジネスマナー」(ダイヤモンド社)「マナーコンサルタントがこっそり教える 実は恥ずかしい思い込みマナー」(PHP研究所)「運のいい人のマナー」(清流出版)など監修含め国内外で90冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)など、子どものマナーからビジネスマナーやテーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)、プレミアムVIPマナーサロン(http://www.erh27.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」は西出博子の登録商標です。

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